タクシー王国で働く
東京はタクシー王国であり、車社会で1家に1台以上の車を持つ地方とは異なり、タクシー利用者が多いのが特徴です。
道を流しているだけでも、常にニーズがあり、お客にも困りません。
日中は短距離移動を中心に、夜間帯は都外の自宅まで帰る中距離や長距離客を中心に仕事があり、24時間365日稼げる環境が整っています。
杉並区エリアでは高齢者をはじめ、自宅への配車も多く、無線を通じて最寄りの客の元へ迎えに行くこともできます。
地方のように客待ちで待機する時間も少なく、大手のタクシー会社などを中心に駅のロータリーや一流ホテルなどで待機を認められる場合でも、長い待機時間なく、次々に車を走らせることができます。
地方などでドライバー経験があり、長い待ち時間が辛かった方や、稼ぐ効率が悪いと感じていた方も、東京ならサクサク仕事が舞い込みます。
研修も充実でスキルも生かせる
タクシードライバーの仕事が初めてという方も、東京の会社では研修体制も充実しているので、免許を持っている方、車の運転が好きな方なら気軽に求人に応募してみましょう。
定年退職後のおこづかい稼ぎや、主婦の共働きのお仕事としても人気があります。
勤務時間帯の相談に応じてくれる会社も多いので、働き方にこだわりがある方は柔軟な環境が整っている求人を選びましょう。
自らの趣味や過去の業務経験として培ってきた運転スキルはもちろん、接客や販売の仕事で培った顧客とのコミュニケーションスキル、さらに語学のスキルも生かせるお仕事です。
特に東京は外国人観光客の利用も多いため、英語や中国語、韓国語などができる方は歓迎されます。
先輩に指導を受けながら道を覚えよう
東京でタクシードライバーとして一番大変なことは、道を覚えることかもしれません。
杉並区のような住宅街をはじめ、商業エリアやオフィス街と目印となる建物から小規模な雑居ビルまで複雑に建ち並び、道も大通りから小さな路地まで複雑化しています。
そのため、多くの車両でカーナビが付いているので、まずはカーナビの使いこなしが必要になります。
もっとも、カーナビがあっても、お客さんが詳しい情報を知らずに上手く設定ができない場合もありますので、自分のテリトリーとする主要エリアを中心に、細かい道や抜け道、建物の名称などを覚えていくと、お客さんからクレームも言われず、スムーズに到着ができます。
実地訓練で先輩から指導を受ける際や、デビュー仕立てで先輩同乗で顧客を乗せる機会を使って、道をよく知っている先輩に抜け道などを教えてもらいましょう。